WERAのドライバーを新しく買いました。
筆者のドライバー遍歴は
- KTC
- マックツール
- スナップオン
- アネックス
- WERA
- PB
- ふたたびWERA←今ここ
途中でちょいちょいベッセルとかTONEも使ってますが、概ねこんな感じです。
最初はKTCの工具セットを買った都合上、全部のサイズのドライバーがKTCでした。
使用頻度の高いドライバーは先端が消耗したり壊してしまったりして、今ではいろんなメーカーのドライバーが混在しています。
先日+の2番ドライバーの先端が甘くなってきたのに気づいたので、以前使っていて気に入っていたWERAのドライバーを買い直しました。
ではでは、さっそく新品のドライバーを自慢していきましょう。
ヴェラの非貫通ドライバーを購入
はい。買ってきました。

ドライバーは原則消耗工具なので、どんだけ品質の良いドライバーでも寿命はあります。
使用頻度によって寿命は変わってくるので、どれくらいの頻度で買い換えるのかは一概には言えません。
が、筆者の場合は概ね1〜2年程度で買い替えます。
自動車整備の場合は+ネジを使っている部品はあまりないのですが、数少ない内装やらオーディオ周りの+ネジはナメらせてしまうと悲惨なことになってしまいます。
大体奥まった場所にあったり、工具のアクセスがイマイチな箇所にあるケースが多いので…
このWERAのドライバーはとにかくネジをナメらせにくく、一度食いついたらまず離れない最高のドライバーなのです。
WERAのレーザーチップドライバーの愛すべきポイント
そんな訳で一方的にWERAのドライバーがどれだけ素晴らしいのかを語っていくことにしますね。
先端の加工により食いつきが異常に良い

この先端の加工こそがWERAドライバーの真骨頂。
めちゃくちゃザラザラしてます。
このザラつきが+ネジに食い込み、さらに横方向に抵抗が発生するためにドライバーが浮き上がるのを抑制してくれます。
衛府の七忍で沖田総司が谷衛成と戦うときに、菊一文字にサラシを巻きつけて刀が抜けないようにしたのと同じ原理ですね。
分かりにくい説明ですが、とにかくネジを滑らせにくい素敵な先端ってことを伝えたい。
グリップがとても握りやすい

メーカーロゴの形にもなっているグリップ
かなり変わったグリップですが、実はこれ滅茶苦茶握りやすくて力が入れやすいグリップです。
黒い部分は樹脂、緑の部分がラバー素材になっていて滑りにくい作り。
なんでも素手で粘土を握った形をモチーフにしているらしく、実際握ってみると不思議と手に馴染みます。
このグリップになれちゃうと、スタンダードなドライバーを使うときに力の入れ方がわからなくなったりします。
合わない人には合わないかもしれんけど、筆者はこのグリップの虜です。
グリップエンドにデカくサイズ番号が書いてある
わりと最近、グリップエンドのデザインが変わりました。
前までは小さくドライバーのナンバーが書かれていたのです。
それがこのようになりました。
明らかに視認性が高まってますね。
ドライバー立てに収納している場合は地味にありがたい改変だったりします。
高性能なのに値段が安い
正直に言います。
このドライバー、ぶっちゃけ安いです。
高い安いの感覚は人それぞれかと思うんですが、正直こんだけ高性能なドライバーが2000円以下で買えちゃうってのは本当にありえない。※2020年4月現在
さすがにセットで買うと高いですが、バラで買う分には気にならんと思います。
唯一のデメリット
散々褒め倒しましたが、工具ゆえにデメリットも存在します。
食いつきが良すぎるが故の消耗の早さ
このドライバーはとにかく異常にネジに食いつくんですが、それゆえに先端のレーザーチップ加工が摩耗していきます。
この記事の冒頭で「ドライバーは消耗工具」と書きましたが、まさにそれ。
まあ切れ味の良い包丁も研がないとすぐに切れなくなると言いますし、そんなもんだろうと割り切ってますけども。
最高のドライバーの一つを経験してみてほしい
そんな感じで総括します。
- がっつりネジに食いついてナメりにくい
- 力を入れやすいグリップ(個人差あり)
- 安いのに最高クラスのドライバー
新しいドライバーの購入を考えている方には、ぜひ一度WERAのドライバーの食いつきの良さを体験してみてほしいです。
それくらい衝撃的な使い心地なので。
この紹介記事があなたの工具選びの参考になれば幸いです。
ではまた別の記事でお会いしましょう。
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